「スマイルゼミ」と進研ゼミ「チャレンジタッチ」のお下がりや使いまわしは、どちらも次の理由で基本的におすすめはできません。
おすすめできないのにはこんな理由あります。
- 2人分の学習の記録ができない
- 兄弟で一緒に勉強できない
- やめると使えなくなる機能がある
ですが2人分のタブレット教材となると料金の負担も大きいですし、兄弟・姉妹でお下がりや使いまわしができれば助かりますよね。
上記のデメリットは解消できませんが、気にならなければスマイルゼミとチャレンジタッチどちらもお下がり・使いまわしすることも可能です。
2つの教材をお下がり・使いまわしするうえでの、大きな違いはこちら。
- スマイルゼミはアップデートしなければ、入会~退会時までのコンテンツがそのまま使いまわし可能
- チャレンジタッチは最大2学年分のコンテンツが使いまわし可能
つまりお下がりや使いまわししやすいのはスマイルゼミ。
チャレンジタッチは年子なら◎、大きくても2歳差くらいまででないと学習レベルが合いません。
本文ではスマイルゼミとチャレンジタッチをお下がりにする注意点などをまとめたので、兄弟受講を検討しているかたは参考にしてみてください。
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スマイルゼミはお下がり・使いまわしできる?
スマイルゼミは入会~退会時までのコンテンツがそのまま継続的に使いまわしできるので、チャレンジタッチよりもお下がりに向いています。
スマイルゼミをお下がり・使いまわしする前に知っておきたいことをまとめたので、チェックしてみてください。
スマイルゼミのこれまでの学習コンテンツは残せる
スマイルゼミで学習したコンテンツは、コースが変わらない限り退会しても残すことができます。
ただし退会後に一度でもアップデートしたり、スマイルゼミのタブレットをAndroid化&初期化してしまうと全て利用できなくなってしまうので注意が必要です。
これまで通りwi-fiに接続していると自動でアップデートされてしまうため、お下がり希望のかたはお出かけモードにしてから退会してください。
お出かけモードについては別記事にまとめますね。
コースが切り替わるとリセットされる点は注意
上記のようにスマイルゼミの学習コンテンツは残すことが可能ですが、コースが切り替わると前のコースは利用できなくなります。
幼児⇒小学生コース、小学生⇒中学生コース、中学生⇒高校生コースに進級すると学習内容はリセットされる教材です。
例えば小学1年生になってすぐやめてしまうと幼児コースの学習はリセットされコンテンツはほとんど使えなくなってしまうので、お下がりを検討しているかたは学年に注意してください。
その場合はあえて幼児年長コースの終わりでやめて、下の子に幼児コース分をお下がりとして使うという選択肢もありですね。
スマイルゼミのみまもりネット&トークは使えなくなる
スマイルゼミのみまもるネット&トークも退会すると使えなくなります。
みまもるネットが使えなくなると日々の学習の記録ができません。
さらに学習の開始や終了のお知らせが届かず、子どもとLINEのようにメッセージやスタンプを送り合うこともできないので子どもの学習状況がわからなくなります。
LINEのようなトークが1日何回でもできるよ。
⇒スマイルゼミのみまもるネット&みまもるトークについてはこちら
ちなみに自分でキャラを作成できるマイキャラ機能や、時間制限の機能も使えなくなります。
そのため下の子の学習記録をチェックしたかったり、コミュニケーションがとれる機能を使いたい場合はお下がりではなく新規で入会したほうがいいでしょう。
特にお子さんがスマイルゼミに取り組んでいる時に見守ることのできない環境のかた(忙しかったり、お子さんが中学生以降だったり)は学習記録が確認できる機能は便利ですよ♪
スマイルゼミのタブレットはAndroid化して使ってもOK
スマイルゼミのタブレットはお下がりとして使う以外に、初期化してAndroidタブレットとして使う選択肢もあります。
その後に知育アプリをいれて子ども専用のタブレットとして利用してみるのもいいと思います。
その際絶対おすすめしておきたいのは、知育アプリとして超有名な「トドえいご」「トドさんすう」!
どちらも無料でお試しできるので、ぜひ一度ダウンロードして体験してみてほしいアプリです。
下の記事中にお得なキャンペーンコードを記載しているので、気になる方はぜひ使ってみてください♪
Androidタブレットとして利用する方法は公式サイトでも紹介されているので、気になるかたは下の記事を参考にして設定してみてください。
⇒スマイルゼミのタブレットをAndroid化&初期化する方法
一度初期化すると全てリセットされてしまうので、まずはお下がりとして使ってみてから設定してくださいね。
無学年学習「コアトレ」がよりお下がりにぴったりなコンテンツ
スマイルゼミは2022年から同価格でスマイルゼミ無学年学習「コアトレ」ができるようになりました。
幼児コースでも難しめの問題にチャレンジできるよ。
学年を気にせず国語・算数の復習・先取りができるので、お下がりとして使うにはさらにうれしいコンテンツです♪
コアトレ機能はまだ始まったったばかりで、お下がりとして使うときにどこまで利用可能なのかはっきりしていません。
詳しいことがわかったらここで追記しますね。
このようにスマイルゼミはお下がりとして使うにはどの通信教育教材よりも適しているといえます。
紙の教材はスマイルゼミより安価ですが、使いまわすとなると毎回コピーする手間がかかりますしね。
特に2つ以上年の離れた兄弟・姉妹のかたでお下がりを検討しているかたは、スマイルゼミがおすすめです♪
スマイルゼミの関連記事はこちら。
⇒スマイルゼミ2週間お試し入会方法と感想!全額返金保証の注意点とは
⇒スマイルゼミ幼児コースの口コミ評判は最悪?4歳が辞めた理由
⇒スマイルゼミの会員数は?運営会社「ジャストシステム」の評判
チャレンジタッチはお下がり・使いまわしできる?
チャレンジタッチはスマイルゼミと比較するとお下がりとして使いまわしにくいですが、年子の場合は全く問題なくお下がりで使えます。
詳しくみていきますね。
チャレンジタッチをお下がりにするなら基本1歳差まで
チャレンジタッチは受講中・退会に関わらず講座は配信後の翌年3月25日に消えてしまうので、学習内容は最大2年分しか保存されません。
具体例はこちら。
- 小学4年生なら3年生・4年生分の内容が保存
- 小学2年生なら2年生・1年生分の内容が保存
- 小学1年生なら1年生分のみ保存
つまり2年以上続けての退会なら、2学年分がお下がりとして使えます。
そのためチャレンジタッチは上の子と年子であればばっちり約2年間お下がりにできますね。
とはいえチャレンジタッチはキャラクター登場が多く、スマイルゼミよりゲーム感覚で取り組めるので2~3学年くらいならお下がりとして使えるでしょう。
ただスマイルゼミと同様、お下がりでは使えないコンテンツがあるので続けてご紹介しますね。
チャレンジタッチの写真撮影やメールは送れなくなる
チャレンジタッチを退会すると、写真を撮ったり、親子でコミュニケーションがとれるメールのやり取りが利用できなくなります。
学習の記録もされないので、1日何分学習したのか、どんなコンテンツに取り組んでいるのか把握しにくくなります。
そのためお子さんが自主的にコツコツ学習できるタイプでないなら、お下がりではなく新規での入会がおすすめです。
チャレンジタッチは完全なAndroid化はできない
スマイルゼミはお下がりとして使わないかたはandroid化して普通のタブレットとして使うことも公式サイトで紹介されていますが、チャレンジタッチはできません。
機械に詳しい方は改造してYouTubeを見たりインターネットを利用することもできるようですが、完全なandroid化は現時点で不可能です。
つまりチャレンジタッチの退会後は復習用・もしくはお下がりとして使う用途以外では使えないということになります。
その点では兄弟・姉妹で安易に新規入会するのではなく、まずはお下がりで使ってみて合っているか確認してからの入会がおすすめですよ♪
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スマイルゼミ・チャレンジタッチを使い回すメリット
スマイルゼミやチャレンジタッチを兄弟・姉妹でお下がりとして使いまわすメリットは次の3点です。
- 費用の負担が軽くなる
- 下の子が先取りしやすい
- タブレットを再利用できる
費用の負担が軽くなる
お下がりを検討する一番の理由は、「費用」だというかたが大半なのではないでしょうか?
スマイルゼミもチャレンジタッチも3000円~10,000円ほどの月額料金がかかるので、お下がりで利用すると一人分がまるっと浮きます。
コスト面では間違いなくメリットが大きいです。
下の子が先取りしやすい
コスト以外でも、すでに学年以上の教材が手元にあることから「下の子が先取りをしやすい」といったメリットがあります。
お姉ちゃん・お兄ちゃんの真似をする下の子は、全体的に成長が早いですよね。
勉強面でも先に進める環境があれば、自然と吸収してくれるでしょう。
タブレットを再利用できる
最後のメリットは専用タブレットを再利用できること。
スマイルゼミもチャレンジタッチも新規入会・再入会ともに1人1台専用タブレットを購入する必要があります。
スマイルゼミの専用タブレットは退会後にAndroid化して使ったりもできますが、お下がりとしてタブレット再利用できるとお得ですね。
スマイルゼミ・チャレンジタッチを使い回すデメリット
一方スマイルゼミ・チャレンジタッチを兄弟・姉妹で使いまわすデメリットはこちらになります。
- 下の子に合った学習ができない
- 兄弟で一緒に勉強できない
- やめると使えなくなる機能がある
下の子に合った学習ができない
スマイルゼミ・チャレンジタッチには、子どもの学習進度に合わせた「今日やること」が自動で出てきたり、教科書に合わせた定期テスト対策など一人一人に合わせた学習ができます。
それがお下がりとなると「今日やること」は利用できず、教科者も改訂があると内容が違ってきてしまい、子どもに合った学習はできなくなってしまいます。
特に兄弟・姉妹で年の差があればあるほど、学習指導要綱が変更されて内容が合わなくなってしまう可能性が高くなりますね。
兄弟で一緒に勉強できない
兄弟・姉妹でお下がりとなると、2人同時に同じ教材で勉強することができません。
兄弟で勉強することでモチベーションがあがるという効果があるので、お下がりを使用すると一緒に取り組めないというデメリットになります。
兄弟・姉妹どちらかが勉強を始めると、もう片方もつられて始めるってことありますよね。
2人で切磋琢磨…してくれるといいんだけど。
お互いがお互いのモチベーションをあげる相乗効果にもつながるので、年の差が少なければ少ないほどこのデメリットは大きいかなと感じます。
もちろん違う教材で勉強する…という対応策もありですが、下の子って上の子と同じことに挑戦したがりませんか?
やはり内容は違っても「お兄ちゃん・お姉ちゃんと同じ教材を使って、勉強しているんだ!」という状況のほうがモチベーションが高くなると思います。
やめると使えなくなる機能がある
スマイルゼミもチャレンジタッチもこれまで学習したコンテンツのデータは(ある一定期間)利用できますが、一部使えなくなる機能があります。
どちらも会員ページにログインできなくなり、先にお話した通り学習履歴や状況をチェックすることができません。
スマイルゼミみまもるネットなど、親子でコミュニケーションがとれる機能も使えなくなります。
このようにお下がりのデメリットはありますので、下の子の学習をしっかり管理し、モチベーションをあげたいかたは新規で入会するのがおすすめです♪
スマイルゼミ・チャレンジタッチのお下がりもあり!
スマイルゼミや進研ゼミチャレンジタッチをお下がりで使いまわす場合のデメリット・メリットをまとめました。
チャレンジタッチは退会すると最大2学年分までのコンテンツしか残せませんが、スマイルゼミはこれまで学習した全てのコンテンツを下の子も利用することができます。
スマイルゼミは料金が少し高めですが、兄弟・姉妹でタブレット教材のお下がりを利用したいと考えているならスマイルゼミのほうがおすすめです。
タブレット教材は紙教材と比較してこんなメリットがあるので、これまで紙教材でお子さんに合った教材に出会えていないかたは検討してみるといいでしょう。
- 紙教材よりモチベーションがあがる
- 付録や教材で部屋が散らからない
- 親がつきっきりでなくてOK
- 何度も繰り返せる
スマイルゼミもチャレンジタッチも数ある幼児通信教育の中でも大人気の教材なので、まずは資料請求でじっくり比較してみてください♪
タブレット教材の口コミもどうぞ♪